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2016.06.15更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

歯みがきのコマーシャルなどでもよく聞く「知覚過敏」という症状。
もうすっかりおなじみかもしれませんが、虫歯でもないのに冷たいものなどを口に入れた時に歯がしみるというものです。

症状は知っていても、そのメカニズムまでご存知の方は少ないのではないでしょうか。
歯の一番外側はエナメル質と呼ばれるもので、その下には象牙質があります。ですから、食生活や虫歯などが原因で外側のエナメル質が溶けてなくなると、象牙質が出てきてしまいます。
この象牙質には「象牙細管」という、神経に通じる小さな穴がいくつも空いています。象牙質が露出した場合に、この穴を通して冷たい水などが神経に刺激を与えてしまうといのが知覚過敏というわけです。

治療方法は、お薬やフッ素の使用などがありますが、当院ではレーザーを使った治療も行っています。
レーザーを照射すると薄い膜が作られ、それがエナメル質に代わって象牙細管の穴をふさいでくれるという治療法です。これによって刺激が直接神経に届くことがなくなり、知覚過敏の症状が改善されるというわけです。

ただ、保険外の治療になりますし、誰にでも100%効果が出る治療ではないので、まずはご相談してください。詳しくご説明いたします。

投稿者: わたなべ歯科医院